自己啓発と教育制度
私は自己啓発の本が好きで、何百冊と読んでいます。
もちろん内容を実践して行ってはいますが、半ばマニアとして集めているという面もあります。
日本人作家のものもいくらかは読みますが、多くは海外の人の作品です。
というのも、自己啓発は心理学と密接な関係がありますが、心理学の分野では日本は海外にかなり遅れています。
海外では当たり前のことを、新しい事のように紹介している作家が多いのが現状です。
なのではじめから海外作家のものを読むのが一番だと思っています。
ただ海外のものを読むときに、問題になるのが翻訳です。
翻訳家によってかなり読みやすさ、理解しやすさが変わってきます。
催眠などの要素も含まれているものがありますが、専門用語などは翻訳家次第でひどいものもあります。
いつだったか催眠やNLPでは常識とも言える「変性意識」という言葉を「変革意識」と訳している人がいました。
その分野の本を訳するなら、それなりの知識を身につけてからにして欲しいと思います。
それはともかく、海外の自己啓発の本は非常に役に立つものも多いのですが、権利の関係なのか、それなりに売れていたのにも関わらず、あっさりと絶版になってしまうこともあります。
欲しいと思ったときに買っておかないと、後で後悔したりします。
日本は先進国でありながら、医薬品やサプリメントも海外に比べてかなり遅いですし、学問も古くさい教え方ばかりで最先端のものはなかなか入ってきません。
先進国でコミュニケーションについて全く教えないのは日本ぐらいではないでしょうか?
戦前から基本的には変わっていない教育制度を抜本的に改革しないと変わりそうにないですね。