大手事務所の衰退

このところジャニーズ事務所で相次いで脱退や退所の報道がありました。
私自身は今のジャニーズに全く関心がありませんので、別にどうなってもいいのですが、今の状況を見ていると、かつては巨大な勢力を誇った一台芸能事務所が衰退していく前兆のような気がします。

昔は映画会社が権力を持っていた時代があったそうです。
プロ野球にも東映大映・松竹など複数の映画会社が球団を持っていたりしていました。
それらはテレビの登場と共に衰退して、今ではほとんど権力などありません。

今はテレビからYouTubeをはじめとしたネットへの移行期です。
映画同様にテレビが完全に消えることはないにしても、今までテレビを中心に活躍してきた人達が、その力を無くすのは間違いないでしょう。

特にジャニーズ事務所ジャニー喜多川氏が一人で権力を持ってきただけに、その人がいなくなったために急激に求心力をなくしているのも間違いないところです。

これからの時代、どういうメディアが流行して主流となっていくのかまではわかりませんが、転換期に来ているのは確かですね。