政治と宗教とマスコミ

このところ政治家と宗教団体の癒着についてさんざん報道されています。
もちろん政教分離の考えからもダメなことですし、特に旧統一教会については、霊感商法などをはじめとして、問題が多い団体ですので、これ自体は批判されて当然でしょう。

ただマスコミに言いたいのは、なぜこれまでそのことについて全く報道しなかったのか?という事です。

安倍氏の暗殺から一気に今のような報道に転じましたが、それ以前だったそれぐらいの情報は持っていたはずです。
逆にそれすら知らなかったのなら何のためのマスコミなのか、と言うことになります。

もっと以前から、マスコミがしっかりと政治家と宗教団体の癒着について報道することで、しっかりと切り離すことが出来ていたなら、そもそも安倍氏の暗殺事件自体がなかったかも知れません。

マスコミにも一部にそういう宗教団体と何らかの関係を持っている人間もいるのだと思われます。
政治家ほど強い結びつきではないにしても、少々の問題では報道しないように出来るぐらいの力はあったのでしょう。

ただ今回は元首相の暗殺という大事件が起きてしまい、さすがに抑えることが出来なくなってしまったのでしょう。

昔から日本のマスコミはとにかくいわゆるジャーナリズムの精神など全くない、権力者や自分達に都合のいい報道しかしない偏向報道が目立ちます。
いまだにコロナ関連でも、症状すらない陽性者を感染者数として報道して、いちいち騒ぎ立てています。

政治家も宗教団体もマスコミも、一度完全に解体して、再構築するぐらいの大改革がないと日本はどんどん駄目になっていくと思います。