まん防はなんだったのか?

結局また東京や大阪などでは緊急事態宣言になりそうですね。
特に大阪は何のために本来の期限より早く前回の緊急事態宣言を解除したのか、サッパリ分かりません。

そしてもっと意味不明だったのが、今回のまん防と呼ばれる対策です。
緊急事態宣言の名前だけ変えて、さらに貧弱にしただけという、全くもって意味のない対策でした。
最初から解除しなければ、また再拡大した時にすぐに緊急事態宣言にしておけば、こんな事にはならなかったのではないかと思います。

しかしここまで来ても、新型コロナとインフルエンザの扱いの差が私にはいまだに理解できません。
今年はいろんな対策のせいか、あまり流行しませんでしたが、インフルエンザも毎年流行して、何人もの死者も出ています。
新型コロナのような大規模な調査はしていないけれど、本気で調べたら症状無しの感染者は相当な数になるはずです。

ワクチンも治療薬もあってこれだけの流行を続けるインフルエンザはほったらかしなのに、これほどまでに危機感を煽ってまで、経済を止めてまで、新型コロナに必死になる理由はなんなのでしょうか?

現実にはいろいろ理由はあるのかも知れませんが、少なくとも私には理解できません。
それに今回の緊急事態宣言では商業施設の休業まで考えているとのことですが、そこまで一般市民の生活を困窮させてまで感染拡大を止めようとしているのに、オリンピックは開催するとか、矛盾だらけです。

吉村大阪府知事もコロナが拡大し始めた当初はヒーロー扱いでしたが、今では完全にメッキが剥がれてしまいましたね。
まあどさくさ紛れに都構想採決を強行して失敗したのが終わりの始まりでしたね。