出血を止める方法

先日、仕事中に少し怪我をしてしまいました。

大した怪我ではないのですが、切れ方が悪かったらしく、出血がなかなか止まりませんでした。

その時に、ふと昔読んだミルトン・エリクソンに関する本のことを思い出しました。

ミルトン・エリクソンは現代催眠の父と称される催眠療法家です。

そのエリクソンと交友のあった人が書いた本だったと思いますが、エリクソンの子供が怪我して出血したときに、少し経てば血が止まることをイメージさせることで、実際に出血を止めたというお話しがありました。

 

あまり詳しい内容までは覚えていないのですが、私も実際に「今は血が出ているけど、もう少ししたら止まる」と言い聞かせて、実際に止まった状態をイメージしてみました。

するとその少し後に、本当に治まってきました。

ただ単に時間的に治まってくるはずだったのかもしれませんが、それまでの出血の量から考えると、治まり方はかなり急速でした。

 

血の流れは自律神経の働きですので、本来、自分でコントロールすることは出来ません。

ただし、瞑想をしたり催眠状態に入ったりした人が、血圧が上がったり下がったりすることは知られています。

なのでもしかしたらこれらを上手く使いこなせれば、ある程度、コントロールすることは可能なのではないかと思います。

 

私は催眠については少し興味がある程度なので、そこまで詳しいことはわかりませんが、今回の事で信用してもいいと思いました。

これからも怪我したときにはこの自己催眠を使って出血を抑えたいです。

もちろん怪我しないのが一番ですけどね。